狭心症の記録2 「狭心症の疑い」で検査入院しました

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(文・イラスト:サラスワティー)

2021年11月、健康診断で「狭心症の疑い」を指摘され、2022年3月、安定狭心症と診断されました。この3か月間で受けた検査を公開します。健康診断で「狭心症の可能性」を指摘されて検査を受ける方の参考になるかもしれません。

前回の話:狭心症の記録1  健康診断で「狭心症の疑い」を指摘されました

2022年1月下旬 入院前のPCR検査

1月下旬。入院前PCR検査のため大病院に行く。

鼻の穴に綿棒のような細長い棒を入れられてとても痛い。検査結果は夜にならないとわからず、陽性の場合のみ電話がある。陰性の場合は電話がないので翌日にそのまま病院に来てくださいとのこと。

電話がなかったので陰性と判明

PCR検査の翌日 入院

1日目 入院

2022年1月某日。11時までに入院するように言われていたので、間に合うように到着。病棟の案内(お風呂、洗面台、ドライヤー、タオル、病衣)。今日は何もしなくてもいいと言われる。

看護師が来ておくすり手帳と薬の預かり、入浴時間の予約、ロッカーの使い方を教えてくれる。

12時過ぎに昼食。おいしくて完食。

13時過ぎに看護師が来て、

  • ここに来るまでに排便、排尿があったか
  • 今回の入院で経済的な問題、仕事、体調などの不安がないか
  • この1年間で転倒したことがないか
  • 夜中にトイレに行くか

などを聞かれる。

翌日は検査の人が他にもいるので私の順番は決まっておらず、翌日の朝に確認するとのこと。

検査の出血はほとんどなく、合併症がなければ退院日の翌日からふだん通りの生活ができる。今回は検査入院なので、もし手術が必要でも日を改めて手術する。

17時30分、看護師より「明日は朝食なし。水は9時までしか飲めない」と連絡があり。

18時夕食。

19時30分シャワー。何もすることがなく、読書ばかりして過ごす。

2日目 検査

看護師が血圧と体温を測りに来る。私は4番目の検査に決まり、12時から16時頃になりそう、検査前に点滴に来ますと。点滴は生理食塩水。点滴は左腕から入りにくく、右腕から入れた。点滴後はトイレ、スマホ操作が大変。

16時頃、検査室まで車椅子で移動。検査室の検査ベッドに上る。検査のベッドは狭い。胸に心電図電極パッドを貼り、左足に血圧計を巻かれ、右手首に麻酔注射。注射が痛かった。

もし気分が悪くなったら声を出して教えてください、と言われる。マスクを着けていて声を出せるのだろうか。あっという間に血管を通じてワイヤーが心臓に到着したらしい。左胸の奥の方から違和感が突き上げて痛い。

「胸が痛いです。何か刺さっているような感じがします」

検査医師「心臓に到着しましたよ」

「もう着いたんですか!?」

その後はカタカナ、数字などの専門用語が飛び交う。私は目をつむっていたと思う。眼鏡をかけていなかったので周囲はあまり見えない。何を考えていたのかも覚えていない。造影剤が入り熱く、苦しい、苦しいと夢中でつぶやいていたような気がする。あっという間に終了。私の体感では30分くらい。

終了後「もう終わったんですか? 30分くらいですか?」と聞いたら、その通りとのこと。「CTで詰まっているところがあったのでその部分に圧をかける検査をした。詰まっているところがあるが予想よりも少なかった。今後のことは主治医と相談して決めてください」とのこと。

自分で階段を降り、車椅子に座り、部屋に戻る。トイレに行きたい。排尿して尿比重を測り、造影剤が抜けてから点滴を抜くと説明を受ける。尿は最初から最後まで出さないといけない。水をたくさん飲んで何度もトイレに行く。

18時から夕食。点滴を付けながらの食事は不便だったが、お腹がすいていたので美味しかった。

検査医師が来て「詰まっているところが少ないので基本的に内服治療になるだろう」と。しかし再度来て「もしかしたらステントを入れる可能性もあり、来月の外来で主治医と決めてください。来月の外来の予約を入れておきますから明日に予約票を受け取ってください」と。

夜23時、やっと点滴が抜けて自由になった。腕はまだ痛いが、洗顔し、温かいオシボリで体中を拭いてすっきり。

3日目 退院

8時の朝食後、歯磨き、洗顔をして着替える。布団を直し、病衣やタオルを返却。荷物を片付けて忘れ物がないか確認する。

事務員が来て、退院手続きをするので書類を提出してほしいと言われる。協会けんぽに申請した限度額申請書、入院申込書などの書類を渡す。談話室でしばらく待っていると事務員が来て請求書と院内処方の薬を渡される。

差額ベッド代を含めると11万円台。迎えに来てくれた夫と近所のファストフードのお店に入り、野菜が多いハンバーガー、コーヒーのセットを注文。3日ぶりに飲むコーヒーの香りと味を楽しむ。

タクシーで帰るつもりだったが、天気がよくて散歩が気持ちいいので歩いて帰宅。帰宅後は荷物の片付け、洗濯、保険会社への給付金請求手続きなど。右腕の内出血が痛い。

【次回】
狭心症の記録3 検査入院から退院まで、かかりつけ医の大切さを理解
会社の健康診断で「狭心症の可能性」を指摘され、かかりつけ医に相談し、大病院を紹介された。

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