私の「幸せ」とは

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私の暮らしは仕事、家事の他、習慣にしていることがいくつかあります。同じことの繰り返しでとても地味ですが、どれも大切なことです——。

2020年はコロナウイルスの影響で仕事、人付き合い、ふだんの買い物、旅行など全てにおいて変化がありました。私の日常生活では新しく始めたこと、続けていたけれどやめたこと、再開したこと、変化を受け入れざるを得なかったことなど、いくつもあります。不便は多いものの、あまり苦痛を感じないのは私が幸せの沸点が低いからかもしれません。

私の座右の銘は「恒産なくして恒心なし」

「生活の経済的基盤がしっかりしていなければ、信念に貫かれた安定的な精神を保つことはできない」という孟子の言葉です。

仕事面において私は好きなことよりも、自分ができること、得意なことを仕事として働いてきました。その理由は、長く働くためには自分が得意なことでキャリアを築くのが得策だと思ったからです。今の仕事をベースに、持っているスキルで、長く働く私を思い描いています。

好きなことはたくさんあります。しかし、飽きっぽいので気が変わりやすく、自分の環境に変化があると続けられないこともあります。

今の職場ではコロナ禍で悪影響がありました。休業要請にならない業種なので緊急事態宣言中は時短勤務で仕事をし、今も継続中です。

自分を大切にするとは?

最近よく聞くのは「自分を大切にしましょう」という言葉です。我慢ばかりして周囲に合わせているのに報われないと心が折れてしまいます。その反面、自分を押し通すことで周囲に「ワガママ」と思われてしまうかもしれません。

仕事面で考えてみましょう。大半の人が「好き」を仕事にしているわけではなく、「このままでいいの?」と不安に感じている人が多いのではないでしょうか。

仕事にしたいほど「好き」なこともなくても、何かのスキルで輝いている自分という幻想を追いかけている人もいるかもしれません。

「好きなことしかしない」「好きな人としか会わない」「好きなことしかできない」最近よく聞く言葉です。好きなことだけをして平穏な日々は永遠に続きません。「不快」「嫌い」「辛い」など負の感情になる物事とも向き合い、取り組み、そこを知るからこそ「快」「好き」「心地よさ」に一層の感謝を覚え、大切にできるのだと思います。

心が折れる出来事が続いたら、ボディーケアを受ける、おいしいものを食べる、温泉に入ってのんびりするなど、身体をゆっくり休めるなど、ゆっくり過ごすのも幸せです。

その時はとても幸せですし、時々思い返して幸せをかみしめて、また明日からも頑張ろうと思えるかもしれません。しかし、一時的な喜びは長続きしません。

誰とも比較せず、自分の手が届く範囲を調え、日常生活を大切にし、心安らかに過ごす

私の生活は、周囲の人から見てとてもつまらなく見えているようです。流行、会員制交流サイト(SNS)映えなど見た目を意識することに興味はなく、テレビは見ない、話題のものや場所にも興味が薄く、周囲の人と話が合わないことが多いです。SNSは友人知人と連絡を取り合うために必要なのでアカウントはありますが、放置気味。リアルの友人も多くありません。飲み会にも興味がなく、年に数回しか参加しません。

私の暮らしは仕事、家事の他、習慣にしていることがいくつかあります。同じことの繰り返しでとても地味ですが、どれも大切なことです。同じことの繰り返しをすることで心が落ち着き、暮らしが整う。それこそが生きるために大事なこと、私はそう思っています。

今の時代、物がたくさんあり過ぎます。だから、たくさんあり過ぎる物の中から「私の心ときめく物」に出会えることは幸運だと思います。

必要な物だけを買う、ぜいたくは慎む、世間に惑わされない、収入の範囲内で暮らす。私にとっての幸せは、誰かに何かをしてもらうことではありません。誰とも比較せずに、自分の手が届く範囲を調え、日常生活を大切にし、心安らかに過ごすことです。