夕方5時に街の屋外スピーカーから流れる哀愁を帯びた童謡。気分が沈む

10ビュー

(写真=PhotoAC

夕方の5時になると街の屋外スピーカーからは、役所が哀愁の帯びた童謡を流し始める。「赤とんぼ」「夕焼け小焼け」「シャボン玉」……。メロディーだけで、伴奏もビート感もなく、うら寂しいことこの上ない。

夕方に流れるメロディーが明るく夜を迎えられる曲調だったらいいのに。常々、私はそう思う。例えば、ローリング・ストーンズの「レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥゲザー」ならどうだろうか。歌うミック・ジャガーは「夜を一緒に過ごそう」とエネルギッシュにリビドー全開。夕方5時のメロディーを夜の扉が開かれた合図に変えるのだ。