【ポチってみた】エプソンPX-S160TE、エコタンク搭載プリンター

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今後、大容量インクタンク(エコタンク)搭載プリンターはインクジェットプリンターの主流になると見られています。今回は、エプソンの大容量インクタンクプリンター「PX-S160TE」を購入してみたきっかけを書いてみます。

インクカートリッジ交換の憂鬱

インクジェットプリンターのインクカートリッジ交換はストレスフルです。プリンターは安くても、インクカートリッジ代は高い。しかも、割にすぐインクがなくなります。

私はエプソンのEP-830AWという古いプリンターを使っています。義父から譲り受けたインクジェット複合機で6色・独立型インクを使うタイプです。年に3回全インクを交換したとしますと、約1万5千円の出費になります。

「純正」のカートリッジ交換で利益を回収するビジネスモデルに、ユーザーの生産性とは無関係な企業の都合を感じてしまいます。だからといって、サードパーティー製品の安物に手をだしますと、思わぬ故障リスクを抱えることに。以前、プリンターを壊してしまったことがありました。

カラーで印刷するのは年賀状を作るときぐらい。モノクロ出力がほとんど。文章やイラストの下書きチェックで使っています。モノクロで出力するのだから黒インクさえあれば良いではないでしょうか。ところが、インクカートリッジ方式は他のカラーも入れないと動いてくれません。融通がきかず閉口します。

インクはモノクロ1色、インクを注ぐタンク付き

そこでエプソンのPX-S160TEというプリンターをポチってみました。大容量インクタンクのタイプで、A4モノクロインクジェットです。期間限定でインクボトル黒1本同梱(どうこん)、無償保証期間3年というものでした。購入時の価格は約2万円。本体購入時に同梱されているインクだけで、約6,000ページのプリントが可能とうたっています。

このプリンターの特徴はインクが黒1色であること。そして、インクを注ぐタンクを備えていること。以下はメーカーが公表した仕様です。

モノクロ:約0.3円
印刷スピードモノクロ:約15ipm(注1)
耐久枚数:5万ページ(注2)
給紙枚数:背面MPトレイ最大100枚
用紙サイズ:ハガキ~A4(注3)
有線LAN:標準
無線LAN:標準
(注1) 印刷スピード算出方法についてはこちら。http://www.epson.jp/products/ecotank/note/sokutei.htm
(注2) 耐 久性の数値は参考値。印刷可能ページ数は、印刷環境や印刷の仕方(用紙サイズ、電源の頻繁な入切などによって変動し、この数値より少なくなることがあります。
(注3) フチなし印刷は非対応です。

出典:Amazon.co.jp: エプソン PX-S160TE、(閲覧日:2018年8月28日)

今後はインクカートリッジ方式から、このモデルに主流は代わっていきそうです[1]。しかし、日本でこのタイプはまだなじみが薄い。量販店でも数種みかけるようになってきました。

ところが、販売自体はすでに2010年から始まっています。最初に販売が開始された地域はインドネシアでした。それから2017年度までに、新興国を中心に約150の国に広がっています。

今後エプソンは新興国・先進国両エリアで大容量インクタンクモデルへの転換をさらに加速させると宣言しています。2018年度、大容量インクタンクモデルの販売台数を950万台にする計画も明らかにしています。前年度から20%増で同社のインクジェットプリンター販売総数の約55%を占める台数になります。インクジェットプリンターの主流にすることを目指しているようです。

コスト削減、環境にも優しく

ユーザーはインクカートリッジのコストや交換の手間がはぶけ、生産性を上げることができます。メーカーにとっても恩恵があります。インクカートリッジ式を止め、環境負荷が低いプリンターを販売することでCSR(企業の社会的責任)やSDGs(持続可能な社会の実現)への取り組みをアピールできます。投資家からの投資が期待できます。

利害が一致したところで、よりよい製品が私たちの手元に届けられることは歓迎したいものです。この環境に優しいプリンターは木曜日ごろ我が家に届く予定。実際の使い勝手も追ってリポートしたいと思います。

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【脚注】